03058-130326 「サイボウズLive」と「ChatWork」
http://www.flickr.com/photos/shio/8576095123/ http://farm9.staticflickr.com/8521/8576095123_f5d729b383_z.jpg
最近、ChatWorkの使用頻度が高いです。日常的に使っています。従来、Mac/iPhone/iPadの「メッセージ」で行っていた会話のうち、内容の濃いものはChatWorkに移行し、メッセージは軽い内容ばかりになりました。
http://www.flickr.com/photos/shio/8577200180/ http://farm9.staticflickr.com/8532/8577200180_2e3678cbef_z.jpg
その一方で、2012年から教育と業務に全面的に使っている「サイボウズLive」とどこが違うのか、使い分けはどうするのか、というご質問をいただきました。比較してみます。
http://www.flickr.com/photos/shio/8577196624/ http://farm9.staticflickr.com/8239/8577196624_870e11dd38_z.jpg
サイボウズLiveは情報のストック、ChatWorkはフロー。
サイボウズLiveは場、ChatWorkは時間。
サイボウズLiveはトピックごとに議論。ChatWorkはトピックなしに言いたい放題。
サイボウズLiveはトピック先にありき。ChatWorkは話し合いの過程でタスクが見えてくる。
サイボウズLiveは問題(トピック)発見後の議論。ChatWorkは問題(タスク)を発見する会話。
サイボウズLiveはディスカッション。ChatWorkはブレスト。
こんな感じです。サイボウズLiveはグループウェアですから、トピックについての議論だけでなく、予定表の作成・共有や簡単な進捗管理もできます。一方、ChatWorkはチャットして(必要があれば)タスクを作る。それだけのシンプルさが身上です。
さらに、サイボウズLiveで行う議論や文書の共同編集を、超高速で行ってしまうのがco-meetingです。その臨場感は感動的です。
三者に共通しているのは、チームワークが深化し加速すること。こういう素晴らしいサービスを基本的に(少人数であれば)無料で使えるように公開してくださっている方々に感謝しております。
http://www.flickr.com/photos/shio/8577201530/ http://farm9.staticflickr.com/8230/8577201530_36f1c52b86_z.jpg
最近のshio.iconが使っているデジタルなコミュニケイション手段を感覚的な割合で示してみましょう。
ChatWork:60%(濃い内容)
(Mac/iPhone/iPadの)メッセージ:15%
サイボウズLive:10%(濃い内容)
Facebook(含むメッセージ):5%
Twitter(含むDM):5%
Path:4%
電子メイル:1%
電子メイルは使う機会が激減しました。届くメイルのうち、本当にshio個人宛でかつshioにとっても必要なメイルって1割くらい。9割が日経新聞の見出しとかAmazonの広告など、パブリックな情報です。
http://www.flickr.com/photos/shio/8577214018/ http://farm9.staticflickr.com/8227/8577214018_d3c622f72b_z.jpg
考えてみると、仕事を一緒にしている同僚が日常的に「手紙」を送り合うということはないはずですから、(少なくとも社内で)仕事の内容を送る手段としてメイルは不適切だったということでしょう。デジタルでも、メイルではなくダイレクトメッセージをやり取りするのがベターだと思います。
それをいままではMac/iPhone/iPadのメッセージとかFacebookのDMで行っていました。でもMac/iPhone/iPadユーザーばかりではないし、Facebookユーザーばかりでもない。そして業務上のやり取りはプラベイトと分けたいというニーズもある。
そこで現在では、おおむね業務用、教育用として、日常的な会話はChatWorkで、テーマのあるディスカッションはサイボウズLiveで、ドキュメントとしてまとめる会議はco-meetingで、といった使い分けをしております。
http://www.flickr.com/photos/shio/8577205448/ http://farm9.staticflickr.com/8514/8577205448_fdaaf7e579_z.jpg